ボーイスカウト兵庫連盟

西宮第9団

 団紹介のメイン画像ですが、私たちの活動をできるだけ多くお伝えしたいと思います。
団紹介については、活動紹介の後段に掲載させていただきましたので、併せてお読みください。
今回は8月に徳島県立牟岐少年自然の家で実施されたカブ部門の2泊3日の夏季キャンプについて紹介させていただきます。

「カブホリデー」2025年 8月22日(金)-24日(日) 徳島県立牟岐少年自然の家

 私自身、団、隊を含めてキャンプに参加するするのは2016年(平成28年)の9団45周年記念キャンプで奈良県曽爾青少年自然の家に参加して以来ですのでおよそ10年ぶりになります。今回カブ隊から3日間のプログラムに関連して水泳指導をやってほしいというリクエストがありましたので、これは願ってもないことと喜んで参加させていただきました。

3日間の基本プログラムは以下のようになります。
・1日目 午前;往路(バス移動) 午後;水泳訓練 夜間;天体観測
・2日目 午前;島めぐり 午後;スノーケリング 夜間;キャンプファイヤー
・3日目 午前;磯の生物観察 午後;復路(バス移動)
 今回は海というフィールドでの活動で、‘カブスカウトの狩り’といった視点で振り返ってみようと思います。

〔カブホリデー1日目〕 
 朝から快晴でぐんぐんと気温が上がり始めていましたが、全員元気に参加してくれました。途中20団と合流し約4時間のバス移動でしたが、20団の○○隊長が徳島県に因んだクイズなど準備していただき、初めての訪問地への期待が膨らみました。
 少し遅い昼食の後、私の担当する水泳訓練を自然の家のプールで行いました。今回は翌日のスノーケリングに繋げるための知識として水の事故に遭わないためにできる事、水の事故に遭遇した時にできる事について実技を含めてレクチャーしました。
夕食の後天体観測が予定されていましたが、曇り空のため中止となりその時間を翌日のキャンプファイヤーで披露するスタンツ練習の時間に当てました。

〔カブホリデー2日目〕
 この日は晴れたり曇ったりと微妙な天気でしたが、午前の島巡り(渡船で出羽島という小さな島の見どころを散策)はきっちり晴れてくれました。地方の過疎化の進む漁師町ですが、その温暖な気候ならではの見どころが満載でした。私自身の感想ですが、沖縄の花で有名なハイビスカスが当たり前のように咲き誇っていたのには驚かされました。自然の家のスタッフの方が海岸に案内していただいて引き潮の磯観察ができる場所を案内してくれましたが、珍しい貝殻が砂浜一面に転がっているものですから、特に女子スカウトは喜々として貝殻集めに集中していました。
 午後からはこのキャンプのメイン活動であるスノーケリングの体験で、海に出る前にプールでスタッの方から、マスクの着用方法、スノーケルのくわえ方、スノーケルクリア、マスククリア、スノーケルをしたままでの水面の姿勢、移動について教えていただきました。
 ところが、さあこれで準備は出来たぞ、海に出られるぞと思ったところに突然の大雨で海に行くことが出来なくなりました。海に行けなくなりましたのでこの時間は自由遊泳になりましたがスカウトはそれなりに楽しんでいたようです。
 この日の夕食は自然の家の炊さん場でバーベキューをいただきました。夕食の後、屋外でのキャンプファイヤーが予定されていましたが、午後からの大雨で地面が濡れているので体育館に燭台をセッティングしていただき、これを営火に見立ててキャンプファイヤーを行うことが出来ました。今回のキャンプには20団のビーバースカウトも参加していましたので、カブスカウトと一緒にスタンツを披露してくれました。

〔カブホリデー3日目〕 
 最後の日、午前中は自然の家の目の前にある海岸で磯の生物観察をしました。この日12:30が干潮で9時過ぎからの活動でしたが、次第に潮が引き、磯だまりが現れるとスカウトはその磯だまりに釘付けでした。9団の近くにも甲子園浜という磯観察ができる場所があるのですが、比較にならないほど変化に富んでいました。
 予定のプログラムがすべて終わり、自然の家のスタッフにお礼を言い帰路につきました。20団と別れた後、解散場所の上田西公園で終わりのセレモニーをするのですが、3人のくまスカウトと一緒に活動をするのがこれで最後でしたので、うさぎスカウト、しかスカウトからくまスカウトに寄せ書きが送られ、それに応えてくまスカウトからみんなに思い出を語ってくれました。また、○○隊長も同じく退任されるので、○○隊長に寄せ書きを送り、○○隊長からもメッセージをいただきました。  
団委員 ○○○○

「JOTI・JOTA」2025年10月19日(日) 鳴尾東公民館
 ➢JOTI;インターネット通信  JOTA;アマチュア無線体験

 朝10時に会場の鳴尾東公民館に行きましたら、管理人の方から“今日は大賑わいですね”と声をかけていただきました。2階の和室に行ってみると靴が部屋の外の通路にもはみ出していて、部屋の中を覗いてみると多くのカブスカウトが海外のスカウトとの交信が始まるのを今か今かと待っている様子がうかがえました。
 今回は9団と一緒に20団、22団のスカウトも参加してくれました。2階の和室では‘JOTI’(インターネット通信)、1回の集会室では‘JOTA’(アマチュア無線体験)が行われましたが、今年はさらにこの2つの活動に加え‘トランシーバーゲーム’という新しい企画も加わり、スカウトにとって充実した日になったのではないかと思います。
 JOTI会場での交信ではアメリカのシアトルと繋がっていて雨の中でのキャンプで夕食の準備をしている様子を伝えてくれました。女性リーダーでしょうか、流暢な日本語で話しかけてくれたのがとても新鮮に感じました。
ボーイ隊は午後からの交信前、テントの乾燥作業をしていて、近所の子供たちもペグの固定を手伝ってくれていました。
 昨年は‘赤胴車マルシェ’イベントと日程が重なってしまい少し残念な気がしましたが、それを払しょくするような充実した活動になったことと、この活動のさらなる進化を感じました。
この活動に特に尽力されたボーイ隊○○副長お疲れ様でした。
団委員 ○○○○

「JOTI・JOTA」2025年10月19日(日) 鳴尾東公民館
 ➢JOTI;インターネット通信  JOTA;アマチュア無線体験

 朝10時に会場の鳴尾東公民館に行きましたら、管理人の方から“今日は大賑わいですね”と声をかけていただきました。2階の和室に行ってみると靴が部屋の

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外の通路にもはみ出していて、部屋の中を覗いてみると多くのカブスカウトが海外のスカウトとの交信が始まるのを今か今かと待っている様子がうかがえました。
 今回は9団と一緒に20団、22団のスカウトも参加してくれました。2階の和室では‘JOTI’(インターネット通信)、1回の集会室では‘JOTA’(アマチュア無線体験)が行われましたが、今年はさらにこの2つの活動に加え‘トランシーバーゲーム’という新しい企画も加わり、スカウトにとって充実した日になったのではないかと思います。
 JOTI会場での交信ではアメリカのシアトルと繋がっていて雨の中でのキャンプで夕食の準備をしている様子を伝えてくれました。女性リーダーでしょうか、流暢な日本語で話しかけてくれたのがとても新鮮に感じました。
ボーイ隊は午後からの交信前、テントの乾燥作業をしていて、近所の子供たちもペグの固定を手伝ってくれていました。
 昨年は‘赤胴車マルシェ’イベントと日程が重なってしまい少し残念な気がしましたが、それを払しょくするような充実した活動になったことと、この活動のさらなる進化を感じました。
この活動に特に尽力されたボーイ隊○○副長お疲れ様でした。
団委員 ○○○○

「上進式」 2025年 9月 7日(日) 鳴尾浜運動公園

 新しい年度を迎えるにあたって、上進するスカウト、新しく隊指導者にあってはそれぞれ思いを持って臨んでくれたものと思います。
 私自身は昨年、地区行事が重なったものですから上進式には2年ぶりに参加させていただきました。遡ること3年前2022年の団報の上進式への投稿の中で、スカウトがU字形に整列した時にボーイ隊が列の中央に位置していることに違和感を感じる、と感想を述べておりましたが今回はカブ隊が中央に位置していることに安堵しました。このことについて少し説明を付け加えると、各隊の人数構成が正常化に向かっているという事です。
 今年は県連行事の「兵庫連盟75周年記念活動振興大会」が関係しているのでしょうか、県連精励章をこの上進式で表彰することが出来ました。また、団精励章も多くのスカウトが表彰されて、これはスカウトのモチベーションに繋がることで良かったと思います。この表彰に関してですが、できる事なら地区精励章もこの上進式に合わせて表彰出来ればと願っています。  
 新しく隊指導者の任に就かれた方にあっては、毎日のお仕事に加えての社会参加の活動になりますが、9団が50年間培ってきたプログラムの展開という基本的な取り組みですので、周りの指導者と連携して励んでいただきたいと思います。
また、自隊のプログラムの幅を広げようとしたとき、日本連盟、兵庫連盟、阪神さくら地区で使えるプログラムが提供されていますので、関心を持っていただきたいと思います。
 私も団委員という立場で隊指導者ではありませんが、毎年実施されている地区一斉プログラム研修にはスカウト教育の一助となるよう参加するようにしています。
一緒に取り組んで行きましょう。
団委員 ○○○○

「上進式」 2025年 9月 7日(日) 鳴尾浜運動公園

 新しい年度を迎えるにあたって、上進するスカウト、新しく隊指導者にあってはそれぞれ思いを持って臨んでくれたものと思います。
 私自身は昨年、地区行事が重なったものですから上進式には2年ぶりに参加させていただきました。遡る

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こと3年前2022年の団報の上進式への投稿の中で、スカウトがU字形に整列した時にボーイ隊が列の中央に位置していることに違和感を感じる、と感想を述べておりましたが今回はカブ隊が中央に位置していることに安堵しました。このことについて少し説明を付け加えると、各隊の人数構成が正常化に向かっているという事です。
 今年は県連行事の「兵庫連盟75周年記念活動振興大会」が関係しているのでしょうか、県連精励章をこの上進式で表彰することが出来ました。また、団精励章も多くのスカウトが表彰されて、これはスカウトのモチベーションに繋がることで良かったと思います。この表彰に関してですが、できる事なら地区精励章もこの上進式に合わせて表彰出来ればと願っています。  
 新しく隊指導者の任に就かれた方にあっては、毎日のお仕事に加えての社会参加の活動になりますが、9団が50年間培ってきたプログラムの展開という基本的な取り組みですので、周りの指導者と連携して励んでいただきたいと思います。
また、自隊のプログラムの幅を広げようとしたとき、日本連盟、兵庫連盟、阪神さくら地区で使えるプログラムが提供されていますので、関心を持っていただきたいと思います。
 私も団委員という立場で隊指導者ではありませんが、毎年実施されている地区一斉プログラム研修にはスカウト教育の一助となるよう参加するようにしています。
一緒に取り組んで行きましょう。
団委員 ○○○○

「カブラリー2025」 2025年 11月 2日(日) 舞子公園

 優しい陽射しの中で活動ができました。前回(3年前)のカブラリーは姫路城公園での開 催で、強い雨の中での活動だったことを思い出します。今年度は9団のカブ隊のスカウト数が10人になったことで、カブラリーには1組、2組の二組に分かれて別のコースでポイントゲームに参加しました。1組は東垂水駅から、2組は舞子公園駅からそれぞれ、予め用意された地図を基に各ポイントを経て全体セレモニーの行われる舞子公園を目指しました。私は○○さんが組長の組に随行しましたが、この組のコースは最終目的地が明石海峡大橋という事で、歩みを進めるにつれて明石海峡大橋がだんだんと大きく見える興味深いコースでした。
 最初のポイントは地図記号の描かれた指定された色紙を探し出し、その地図記号が何か答えるというものでした。3枚集めなければならないところ2枚しか見つけられませんでしたが、さすが○○さん、組長としてパーフェクトに回答できていました。2番目のポイントは五色塚古墳で、その一番高いところから見える景色を覚えておいて、下に降りてから記憶を手繰りながら描くというものでした。このポイントが最後で最終目的の明石海峡大橋に向かおうとしたとき、9団2組と合流することが出来ましたので、みんなでもう一度古墳に上がってみようと意見が合いました。
 全体セレモニーの集合時刻には余裕を持って到着できましたので、集合写真を撮り、阪神さくら地区の指定場所に陣取った後は、各地区のエール合戦に備えて大声を出せるように練習をしたり、セレモニーの始まるのを待ちました。
 私は過去に5、6回はカブラリーに参加していますが、明石海峡大橋を真下のアングルから眺めるのは初めてで、五色塚古墳の存在も初めて知りました。また、自団を紹介するQRコードで交流を深めようとする企画も初めてでした。私にとっては初ものづくしの活動でしたが、そんな中、9団のスカウトの中にセレモニーの始まる前、黙々と明石海峡大橋をスケッチするスカウトがいて、ああなるほど、自分は昔も今も変わらないカブスカウトの狩りの現場にいるんだなぁ、と気分が高揚する1シーンを見せてもらいました。
団委員 ○○○○

「カブラリー2025」 2025年 11月 2日(日) 舞子公園

 優しい陽射しの中で活動ができました。前回(3年前)のカブラリーは姫路城公園での開 催で、強い雨の中での活動だったことを思い出します。今年度は9団のカブ隊のスカウト数が10人になったことで、カブラリーには1組、2

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組の二組に分かれて別のコースでポイントゲームに参加しました。1組は東垂水駅から、2組は舞子公園駅からそれぞれ、予め用意された地図を基に各ポイントを経て全体セレモニーの行われる舞子公園を目指しました。私は○○さんが組長の組に随行しましたが、この組のコースは最終目的地が明石海峡大橋という事で、歩みを進めるにつれて明石海峡大橋がだんだんと大きく見える興味深いコースでした。
 最初のポイントは地図記号の描かれた指定された色紙を探し出し、その地図記号が何か答えるというものでした。3枚集めなければならないところ2枚しか見つけられませんでしたが、さすが○○さん、組長としてパーフェクトに回答できていました。2番目のポイントは五色塚古墳で、その一番高いところから見える景色を覚えておいて、下に降りてから記憶を手繰りながら描くというものでした。このポイントが最後で最終目的の明石海峡大橋に向かおうとしたとき、9団2組と合流することが出来ましたので、みんなでもう一度古墳に上がってみようと意見が合いました。
 全体セレモニーの集合時刻には余裕を持って到着できましたので、集合写真を撮り、阪神さくら地区の指定場所に陣取った後は、各地区のエール合戦に備えて大声を出せるように練習をしたり、セレモニーの始まるのを待ちました。
 私は過去に5、6回はカブラリーに参加していますが、明石海峡大橋を真下のアングルから眺めるのは初めてで、五色塚古墳の存在も初めて知りました。また、自団を紹介するQRコードで交流を深めようとする企画も初めてでした。私にとっては初ものづくしの活動でしたが、そんな中、9団のスカウトの中にセレモニーの始まる前、黙々と明石海峡大橋をスケッチするスカウトがいて、ああなるほど、自分は昔も今も変わらないカブスカウトの狩りの現場にいるんだなぁ、と気分が高揚する1シーンを見せてもらいました。
団委員 ○○○○

住所

鳴尾町4-12-7

主な活動場所

西宮市、高須、上田西、東鳴尾、浜甲子園

主な入団地域

甲子園浜小・高須小・高須西小・鳴尾東小、校区内

参加対象

男女

団の紹介

ボーイスカウト西宮第9団は、昭和46年(1971年)に発足し、西宮市の南に位置する高須・東鳴尾地域を中心に展開する地域団です。小学校の学区では、甲子園浜小、高須小、高須西小、鳴尾東小が該当します。
西宮第9団は特定の団体を母体とせず、スカウトの保護者や地域のボランティアによって運営されています。
 2021年に50周年を迎えた西宮第9団は「自治の力を高めよう」を共通目標として掲げ、2022年10月現在、スカウト数18名、指導者数19名と中堅規模の団として日々の活動に取り組んでいます。
 北に六甲山系を臨み、南には鳥獣保護区にも指定されている甲子園浜を臨むといった、自然にほど近い立地条件も西宮第9団の特徴として挙げられるでしょう。
 西宮第9団は、多くの素晴らしい仲間・指導者・育成会(保護者)と共に、家族ぐるみでスカウト活動を展開しています。そして、思いやりのある地域社会にも役立つ奉仕の心をもったスカウトを育成するため、指導者は熱意をもって情熱溢れる献身的な指導を実施して
おり、立派に成長してボーイスカウト精神を身に付けたスカウトは、それぞれ健全な社会人として頼もしく活躍しています。

  • ビーバースカウト小1〜小2
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